「楽しい人生と、つまらない人生。どちらを選びますか?」
この質問は、ナンセンスですよね。
誰でも、楽しい人生の方が良いと思いますよね。
それでは、今あなたは楽しいでしょうか?
もし、答えがNOであれば、「何か」が足りないのかも知れません。
その「何か」を知れば、人生がもっと楽しく感じることでしょう。
楽しい気持ちは主体的に得るもの
楽しさや、喜びという感情は、待っていればそのうちにやって来るものではありません。
受動的な姿勢で待っていても、そのような感情は、なかなかやってきません。
能動的に、自ら楽しもうとしなければ、楽しみはなかなか得られないものです。
楽しく生きたいのなら、自分で自分の心を楽しませようとしなければならないのです。
もし、あなたが「つまらない」と感じるのであれば、それは「楽しもう」とする努力が足りないということになります。
心にできるだけ、多くの喜びや楽しさを味わわせるように努めて、自分で全てのことを楽しむようにすれば良いのです。
そのためには、まず、どんなことがあっても楽しく生きると決心することです。
心を楽しませる3つのコツ
1.今この瞬間を大切にする
何か特別なことがあったから楽しいのではなく、今していることに目を向けて、
今行っていること自体を楽しみましょう。
そのためには、今この瞬間を、大切に味わうことです。
1秒1秒、この瞬間を大切にし、今を楽しもうとすることです。
仕事をしていたら、仕事をしているという、今にフォーカスして、仕事自体を楽しもうとする。
食事をするときは、食事にフォーカスして、スマホを見ながらとか、TVを見ながらではなく、目や鼻や口、五感を活用して、食事していること、その瞬間を心に味わわせることです。
何をするときにも、意識を今していることに向けて、その瞬間瞬間を楽しみましょう。
2.明るく朗らかな気持ちで接する
何事と接するときでも、気分を明るく朗らかにすれば、楽しくなります。
明るく朗らかな気持ちというのは、それだけで、楽しさを呼び込みます。
明るく朗らかな気持ちで掃除をすれば、掃除自体が楽しくなります。
明るく朗らかな気持ちで人に接すれば、自分だけでなく、他人も楽しい気持ちにすることができます。
人と接するときだけでなく、物事と接するときも、「明るく朗らかな気持ちで、すべての物事に接する」ということを楽しみにしましょう。
また、明るく朗らかな気持ちを体現した「笑顔」で接すると、楽しくなります。
私たちは、楽しいと笑顔になりますし、笑顔でいたら楽しくなります。
動作と感情は、双方向に働くものなのです。
3.感謝の気持ちを持つ
楽しみや喜びを感じるためには、感謝の気持ちを持つことです。
感謝の気持ちがないと、喜びを感じることはできません。
例えば、人から何かをしてもらった場合、それが当然のことだ、当たり前のことだと思っている人は、喜びません。
「ありがたいなぁ」とか「嬉しいなぁ」という感謝の気持ちを感じるから、喜びを感じるのです。
かつて、こんなことがありました。
女性社員の一人が、「○○さんに、お菓子を頂いたから、お礼を言っておきなさいよと言ったのに、お礼を言わないんだよ」と私に話すので、私がその○○さんに、聞いてみました。
「なぜお礼を言わないの?」と聞いてみたら、「別に嬉しくもないから」と言っていました。
私は、「感謝の気持ちを持たないと、嬉しさを感じないものなんだよ。
今度試してみたら?」と話しました。
感謝を先にすれば、喜びの気持ちも自然にやってくるからです。
何事にも感謝を感じることができる人は、喜びに満ちた人生になります。
現在このままでありがたいという、現在感謝の気持ちを持てば、一秒一秒を楽しく生きることができます。
まとめ
人間は心がけひとつで、人生を楽しく生きることができます。
楽しさを感じるのは心なのですから、心がけを変えるだけでいいのです。
今、この瞬間、生きている瞬間瞬間を味わい、楽しむように心がけましょう。
そして、何事にも明るく朗らかに接し、感謝と喜びの気持ちを持つようにしましょう。
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