なぜ豊かな人生には、趣味が不可欠なのか?

心身の健康・幸せ

人に「趣味は何ですか?」と聞くと、「特にないですね」と言う人が、割と多いです。

私の友人にも、趣味がない人がいます。

彼は、趣味を持つことが良いことだとは思っているのですが、特にやりたいことが見つからないという状態が、もう何年も続いています。

なぜ、趣味が良いとは分かっているのに、見つけることができないのでしょうか?

 

趣味がない人の共通点は?

趣味を持っていない人は、好奇心が少ないです。

何事にも興味を持ちづらく、めんどくさがり屋だったりします。

「趣味、好奇心、関心、興味、疑問、探求心、ポジティブ」

これらの7つの要素は、とても近い関係にあります。
相関関係にあると言っても良いでしょう。

つまり、趣味のない人は、総じてこれらの要素についてのレベルが低いと言えます。

逆に、これらの要素のいずれかのレベルを上げれば、他の要素も相関的に上がるということです。

 

趣味の見つけ方

趣味を行うには、好奇心が不可欠です。

好奇心を上げるためには、先に挙げた7つの要素の内どれか1つでも、初めは無理矢理にでも行ってみると良いでしょう。

例えば、以下のようなことです。

・いつもと違うことをしてみる
・何かについて、調べたり、深堀りしてみる
・普段は気にも留めないことに、無理やり関心の目を向けてみる
・他人がどのようなことに、興味を持っているか聞く
・新しいことを試してみる

このように、自ら積極的に好奇心が生まれることを行い続ければ、自分に合った趣味が見つかります。

待っていないで、自ら楽しいことを探しに行くポジティブさが必要です。

でも、「そのポジティブさ、やりたいと思う気持ちがないから、困っているんだ」という意見もあると思います。

逆説的ですが、やりたいと思う気持ちは、自ら動くことによって生まれるものです。

受動的な気持ちではなく、主体的な気持ちから生まれるものです。
だから、最初は無理にでも、動くことです。

重いものを動かす時と同じで、初めは一番大きな力が必要ですが、一度動き出してしまえば、後は、あまり力が要りません。

一度動けば、やりたいと思う気持ちが生まれ、後はそれがどんどんと成長していくでしょう。

 

趣味を持つことのメリット


趣味を持つことが、人生に良い影響をもたらすのは、周知の事実です。

しかし、ギャンブル、深酒、色欲など、それが自分自身にマイナスの影響を与えるものであってはいけません。

趣味は運動、音楽、読書、美術鑑賞、旅行、囲碁・将棋など、自分にプラスの影響を与えるものが望ましいです。

自分にとってマイナスの影響を与えない趣味であれば、以下のようなメリットを受けることができます。

1.人生が豊かになる

趣味を持つことで、人生が楽しくなります。

興味の対象が広がったり、関心を深めたり、趣味の仲間ができたりと、人生が豊かなものになります。

2.頭が良くなる

趣味は好奇心や、探求心を刺激するので、知識や経験が増え、脳が活動的になり、クリエイティブになったり、良いアイデアが生まれるようになります。

3.認知症予防になる

趣味や知的活動を行うと、加齢による脳の萎縮の速度を押さえられることが、研究に寄り明らかにされています。

脳を若々しく保ちたい人は、趣味を持つことが重要なポイントになります。

まとめ

趣味を楽しむことは、人生を豊かにします。

趣味を持っている人は、好奇心や探求心、ポジティブさなど、人生を良くする力が、相関的に高まります。

興味の対象がこちらにやって来るのを待っているだけでは、いつまで経ってもやっては来ません。

こちらから、興味を持って、迎えに行かなければなりません。

そのためには、初めは、無理にでもとりあえず何かをやってみることが大切です。

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