人に動いてもらうには?あなたが望む行動を人に取ってもらう方法

2人で協力するコミュニケーション

あなたが望む行動を人に取ってもらいたいという場面は、日常生活でよくありますよね。

 

あなたが、親だったり、上司だったり、責任者、リーダー、コーチ、先生など、指導する立場にあれば、なおさらそのような場面は多いと思います。

 

しかし、人に指示を与えてその通りに動いてもらうということは、なかなか難しいものです。

 

思う通りに動いてくれなかったり、言うこと聞かなかったり、失敗が多かったりすることは案外多いものです。

 

あなたが思った通りに相手に動いてもらうためにはどうすれば良いのでしょうか?

 

今回は、あなたが望む行動を人にさせる方法をお伝えします。

教育しても人の行動はなかなか変わらない

指示をしても聞かない部下他人がうまく動いてくれない場合に、それを改善するために行う方法として一番多いのは、「教育」することです。

 

教育というのは、うまく動いてくれるように説得したり、説明したり、注意を与えることです。

 

教育することによって相手の考え方を変えて、行動を変えようとする試みです。

 

この方法は、最も一般的な方法ですが、あまり効果がないのが実情です。

 

たとえば部下が、領収書を決められた期限内にたびたび提出しないという場合を考えてみましょう。

 

もしあなたが上司であれば、部下に「期限を守るように」と注意をすることでしょう。

 

そして、「期限を守らないと経理部が困る」とか、「お金が支払われない場合がある」などと、期限を守るべき理由を話すかもしれません。

 

しかし、このように部下に教育をしても、多くの場合、部下の行動がすぐに改善されるということはありません。

 

その後も部下が同じように、期限を守らなかった場合は、再度注意を与えたりして教育することでしょう。それでもなかなか改善されず・・・というようなパターンを何度も繰り返すとことが、一般的に行われているのです。

 

そして、「何度言っても全然良くならない」などと落胆することになるのです。

 

多くの人は、口で言えば、相手が行動を変えてくれると思っているのですが、口で言っただけでは、人はなかなか行動を変えないものです。

 

人が同じようなことをよくするということは、それが身に染みているからです。

その行動が習慣になっているからなのです。

 

習慣になっていることは、ほとんど無意識のうちに行っていることなので、それを変えるのはとても難しいのです。

 

人は、自分の考えや意思によって行動していると思われがちですが、実は、行動の多くは、ほとんど考えなくても行動できる機械的な反応である「無意識の力」によって行動しているのです。

 

経験や習慣によって形成された無意識のパターン(潜在意識)にもとづいて行動しているのです。

 

人間が行動する際に、いちいちよく考えてから行動するのでは、多くのエネルギーが必要になります。さらに、行動も遅くなってしまうので、省エネで、かつ効率良く行動出来るように、無意識のパターンによってあまり考えることなく行動出来るようになっているのです。

 

人間のほとんどの行動は、良く考えて行動しているのではなく、無意識のパターンであまり考えずに行動しているので、その行動パターンに抗うためには大きな力が必要です。

 

無意識の行動パターンに勝てるほどの、強い意思の力や、注意力が必要となるのです。

 

そのような力を口で言っただけで、相手の心の中に作り出せる可能性は低いので、相手の行動は変わらないのが普通なのです。

 

ですから、まずは、口で言っても、人の行動をなかなか変えることはできないということを理解しましょう。そのことを理解していれば、「何度言っても、言うことを聞かないんだ」などと、頭を悩ませることはなくなるでしょう。

 

もし、口で言っただけであなたが望む行動を取るようになったのなら、それはレアケースであり、とてもラッキーなことだと思うべきです。

行動すれば、考え方が変わってくる

今述べたように、教育によって考え方を変え、行動を変えさせようという方法は一般的ですが、その方法ではあまり良い結果は望めません。

 

結果を望むのであれば、考え方よりも行動を変えるように促すことです。

 

なぜなら、人間は考え方が変わらなくても、行動が変われば、自ずと考え方が変わってくるものだからです。自分の行った行動に合わせて、自分の考えの方を合わせるのものなのです。

 

たとえば、身の回りを整理しない部下に対して、掃除をしなさいと言ってもほとんどの場合、片づけをするようにはなりませんが、とにかく毎日掃除をするようにしていれば、そのうちに自分の行動を見て、「自分は掃除をしている。それは、綺麗好きだからだ」と思うようになるのです。

 

行動したことのフィードバックによって考え方が変わるのです。

 

そして、行動を繰り返すことによって、その行動は無意識の行動パターンになるのです。

 

つまり、特に考えなくても、身の回りを整理するのが当然になっていくのです。

行動を取りやすくしてあげる

矢印に導かれて歩く人

あなたが望む行動を人にさせるポイントは、行動を取りやすくしてあげることです。

あるいは、あなたが望んでいない行動を取りづらくすることです。

 

何度言っても、あなたが望んだとおりの行動をしてくれない場合は、それ以上言葉によって教育しようとしても、ほとんど効果が出ません。

 

そんなことをするよりも、あなたが望む行動を取りやすくしてあげる方がずっと効果的なのです。

 

環境を整える、システムを変える、仕組みを変えるなどの方法によって、あなたが望む行動を取りやすくなるようにしてあげるのです。

 

たとえばあなたが親で、子供が遊び終わったおもちゃを片付けない場合です。

 

あなたが、何度も「おもちゃは遊び終わったら片付けるように」と言っても、子供はなかなかそれに従うことはありません。

 

「片付けないとダメだぞ!」と怒っても、「片付けないと、もう何も買ってあげないぞ!」脅しても、効き目はほとんどありません。

 

もちろん、怒ったりしたら、その時だけは片付けるかも知れませんが、それは片付けたいからではなく、片付けないと「怒られる」、「買ってもらえない」などのペナルティが与えられるのが嫌だから片付けるのです。

 

このとき、本心からは片付けたいとは思っていないのですから、これが長続きしないのは当然です。

 

では、どうすれば、あなたが望む行為を子供に取らせることができるでしょうか?

 

ポイントは「行動を取りやすくしてあげる」ことです。

 

「どうすれば、あなたが望む行動を相手が取りやすくなるだろうか?」と考えればいいのです。

 

たとえば、おもちゃを入れるのを片付けやすい箱に変えるのも良いでしょう。

たいした労力も必要とせずに、一箱におもちゃを入れるだけで片付けられるのであれば、子供が片付ける確率は上がります。

 

ほめたり、競わせたりして、モチベーションに働きかけるよりも、行動を取りやすくすることの方が、何よりも増して効果的です。

 

モチベーションに働きかけるのとは違って、「さあ、やろう」などと思わなくても、ほとんど無意識で出来るようになるのです。

まとめ

あなたが望む行動を人にさせたい場合、口で言うだけでは望んだ結果を得るのは難しいものです。

 

そして、うまく動いてくれない場合、教育によって考え方を変えさせようとしても、人はなかなか考え方を変えないものです。

 

教育によって、考え方を変えて、行動を変えさせるのではなく、その逆の方が効果的なのです。

 

そのためのポイントは、相手が行動しやすくなるようにしてあげることです。

 

つまり、環境や状況などを変えて、あなたが望む行動を取りやすくなるようにしてあげれば、行動を通して、考え方も変わっていくのです。

 

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