「今、ぶつけたよねっ!!」 【実録】トラブルを回避するコミュニケーション術

つい先日のことです。

私は中型のバイクに乗っているのですが、バイクのことで言いがかりを付けられ、絡まれました。

しかし、トラブルを避け、その上、全く気分も害しませんでした。

今回は、そのときに行ったコミュニケーションの取り方と、自分の気分を害さない考え方についてお伝えします。

駐輪場でのトラブル

私が、駐輪場に止めていたバイクを出そうバイクの方に歩いていくと、私のバイクの右側の駐輪スペースにバイクを停め、ネックウォーマーや防寒着を脱いでいる人がいました。

人は良く見ませんでしたが、バイクは、スズキのイントルーダーという大型のバイク(ハーレーの様なアメリカンタイプ)でした。

バイクの駐輪場というのは、横幅が狭いので、隣にバイクが止まっていると、出庫時にバイクのミラー同士がぶつかるのを、避けられないことが良くあります。

だから、バイクのミラーの角度が曲がっていることは日常茶飯事です。

私が、普通に出庫しようとすると右隣のバイクとミラーが触わったので、ぶつけないように気を使って、左に傾けて出庫しました。

そして、バイクのエンジンを掛けて、バイクにまたがった、その時です。

「今、ぶつけたよねっ!!」と大きな声を掛けられました。

私は、「何かな?」と思って、その声がした方を見ると、20代前半と思しき、血気盛んな若者がこちらに向かって叫んでいるではないですか。

そして、

「ぶつかったら、謝らなきゃだめだろう!」
「見てないと思ったでしょ?」
「ぶつけたらさぁ、謝ったほうが良いと思うよ、マジでっ!」

などと畳みかけ、謝罪を要求してきました。

私は、我ながらうまくぶつけずに出せたと思っていたので、「いや、ぶつかった言うほど、大して当たってはいないですよね」と言いました。

しかし、相手は態度を変えず、「これさー、俺じゃなくても言うと思うよ。マジで謝んなきゃダメだって!」と言います。

さて、こんな時、あなたならどうするでしょうか?

何を望んでいるのかを考える

私は、相手を観察し、口論しても、ケンカしても(相手はバイクとバイクの間に立っていて場所的条件が不利だったので)余裕で勝てるなと思いました。

しかし、そんなバカげたことはしませんでした。
無用な争いは避けるのが、得策だからです。

私は「すいませんでした」と謝りました。

それでも、「こういう時は、謝んなきゃダメだって!」言ってくるので、そのまま黙って聞いていました。

そのうちに、この若者は正義感に燃え、悪いことをしたら謝るということを、私に教えようとしているのではないかと気が付きました。

私はその気持ちを汲み、「ありがとうございました」と言いました。

すると、相手は言いたいことも尽きたのか、何も言わなくなったので、私はその場を後にしました。

トラブルを避けるコミュニケーション

今回なぜトラブルを避けられたかというと、ポイントは主に以下の3つにあると思います。

1.穏やかに話した

どんな状況でも、大きな声を出したり、攻撃的な言い方をすると、状況が悪くなるだけです。
今回も、相手はケンカ腰で、敬語も使いませんでしたが、私は落ち着いて、普通の初対面の人と話すように、敬語で話したのが良かったのでしょう。

2.謝った

言いがかりを付けられたら、すぐに腹を立てる人がいます。

ケンカを売られたら、やっつけないと気が済まないと思う人や、自分の正当性を相手に認めさせないと気が済まないという人もいます。

また、謝るのは、弱腰な態度で「腰抜け」だというプライドの高い人もいます。

しかし私は、相手をやっつけるのではなく、相手を傷つけず、余計な争いを避けた方が、誇らしいことだと感じます。

争いではなく、平和的に解決ができるなら、その方が素晴らしいことでしょう。

だから、私は謝りました。

3.相手を理解した

相手は、何に対して怒りを感じているのか、相手の言い分を聞いていました。

どうやら、「謝らないことは、悪いことだと教えてやる」という気持ちだと理解したので、相手の気持ちを汲み取り、「ありがとうございます」とお礼を言いました。

気分を害さない考え方

人から一方的に攻撃的な言い方をされるのは気分が悪いかも知れません。

しかし、気分は自分の持ち方次第です。

私は、一切気分を害さなかったのでどう考えていたか、ポイントを3つに絞ってお伝えします。

1.ポジティブ思考

話し方はケンカ腰でしたが、おそらく言いがかりをつけて、ケンカを売るのが目的ではなく、私のためを思って言ってくれているのだろうとポジティブに受け取りました。

周りから見てどんなに悪いことしているように見える人でも、自分が悪いことをしていると思って行動している人はいません。

自分に正義があり、正しいことをしていると思っています。

今回の場合は、「人に迷惑をかけたら謝るべきだということを、この常識知らずに分からせてやろう」という気持ちだったと思います。

相手は悪意があって言っているのではない。

むしろ、良かれと思って言ってくれているのだと思えば、全く腹も立ちません。

相手の真意は分かりませんが、これが相手の根底にある心理だと思います。

2.改善思考

私は、生きている限り心身を向上していこうと思っています。

どうすれば、もっと良くなることができるかということをいつも考えて、経験を活かそうとします。

今回の場合は、ミラーに触れただけという些細なことでも、気にする人もいるということが分かりました。

これは、人で言えば、コートの裾と裾が触れた程度のことです。

そのような場合は、相手が気にしていようが、気にしていまいが、進んで謝る方が相手に与える印象は良くなるだろうと気付けました。

もし今後同じようなことがあったら、積極的に一言謝ろうというという気持ちが生まれ、コミュニケーション向上のために良い気付きを得たと思っています。

3.経験を楽しんだから

大きなトラブルでなければ、色々な経験をしたほうが人生は豊かになります。

経験すること自体を楽しむという考え方です。

私は、この出来事がないより、あった方が良かったと思っています。

トラブルを避けられたし、なかなか得られない経験ができたからです。

まとめ

トラブルを避けるには、穏やかに話し、口論に発展しないうちに、こちらが折れること。

一分でも非があったら謝ること。

そして、相手の気持ちを理解することが大切です。

腹を立てたり、気分を害さないためには、自分の正当性を認めさせ、相手をやっつけなければ、気が済まないという考え方ではなく、自分を改善しようというポジティブな思考を持つことが大切です。

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