「変えなければ!」と思っても、「結局何もしていない」を改善するには?

失敗をしたり、気まずい思いをしたり、嫌な思いをしたら、「このままではいけない」とか、「直さないといけない」と感じることがあると思います。

しかし、誰もが経験していることだと思いますが、その「直さないといけない」という思いは実行に移されず、何も変わらない場合が多いです。

なぜ変わらないのでしょうか?

今回は、何かを変えないといけないと思ったことを、実際に行動に移し改善する方法についてお伝えします。

感情はすぐに薄れる

なぜ変わらないのかというと、それは、行動を変えないからです。

何かを変えるためには、実際に何かを変えるための行動を取らないといけません。

それでは、なぜ行動を取らないかと言えば、「改善しなければ!」と思う気持ちが、すぐに薄れ、優先順位が下がることにあります。

好ましくない経験しているその時、あるいは経験の直後は、「改善しなければ!」と思います。その時は、「改善しなければいけない」と、心から思っているので、気持ちの強さも、優先順位も高い状態にあります。

しかし、他のことをすれば、意識が他のことに移るので、「改善しなければいけない」という気持ちは、頭の片隅に追いやられてしまいます。

また、経験した直後の感情は、時間と共に確実に薄れます。
その時に感じた感情は持続しません。

そして、結局何もしないという結果になります。

例えば、会社に遅刻しそうになって、ギリギリのところで間に合った経験をした直後は、
「ああ、もっと早く起きなきゃいけないな」と思っても、仕事が始まり、日常の業務に追われているうちに、そんな気持ちはどこかに押しやられ、結局、何も変えることなく、翌日また同じ時間に起きることになるのです。

今していることに優先順位を高く感じる

寝不足で、「もっと早く寝ないといけない」と言い続けている人は多いです。

通勤中や仕事中に眠くなったり、仕事の後で疲れてくると、その時は「もっと早く寝ないといけない」と思います。

その時は、眠いので、睡眠に対する優先順位は高く感じています。

しかし、夜になると、飲みに行ったり、TVを見たり、ゲームをしたり、スマホをしたりというような、今していることの方が、早く寝ると言うことより、優先順位が高く感じ、結局、毎日寝るが遅くなるのです。

これは、あらかじめ優先順位を決めていないので、今していることに優先順位を高く感じるため起こることです。

「変えなければいけない」と思ったことを行動に移す方法

1.気持ちを感じた直後に行動計画を立てる

「何かを変えなければならない」と思った気持ちは持続しません。

だから、変えなければならないという気持ちが強いうちに、できればその気持ちを感じた直後に、行動に移すことや、行動計画を立てることが重要なのです。

気持ちを感じている時に、今日のうちにできる行動を計画します。

初めの一歩の小さなことでも良いので、出来ることから、とにかく行動に移すことが大切です。

行動科学では、「実行意図」と呼ばれていますが、いつ、どこで、どの様にして、何をするというような、具体的な計画をあらかじめ立てることで、行動率が高くなることが分かっています。

例えば、寝不足を感じた時に、「これからは、早く寝よう」と思ったら、そのときに早く寝ることができない原因を考えます。

その原因が、寝る前にスマホをついつい使ってしまうことだとしたら、今夜からは夜の10時にアラームを設定し、10時になったら、スマホをカバンにしまう、そして早く寝るという行動計画を立てます。

「何かを変えなければならない」という気持ちが弱まらないうちに、スケジュールに組み込むことや、行動計画を立てることで、行動に移される確率は大きく上がります。

2.優先順位を高くする

「何かを変えなければならない」と思ったその時から、その事柄に対する、優先順位を高くすることです。

改善する事柄を、その場で重要視すると決めてしまうことです。

重要度を上げるいうことは、そのことに対して注ぎ込む情熱や、
時間、エネルギー、お金などの資源を、多く割り当てるということです。

意思決定の際に、その事柄に重みを置くことです。

例えば、お腹の肉を見て、「ダイエットしなければ!」と思ったら、ダイエットに対する優先順を高く設定します。

それは、今までより、多くの資源をダイエットに関することに使うと決めることです。
今まで、TVを見ていた時間を、運動する時間に使うというように。

そして、意思決定の際に、ダイエットに役立つかどうかということを重視することです。
それは、食事の内容を健康的なものを基準に選ぶというようなことです。

優先順位を決定してしまえば、今していることが一番であるということや、その時によって優先順位が変わるということは少なくなるでしょう。

まとめ

失敗したり、気まずい思いをした時に、「変えよう!」と思っても、他のことをするうちに意識が薄れ、そのうちに忘れてしまい、結局、何もしないのが世の常です。

これを改善するには、変えようと思ったその時に、初めの小さな一歩でも良いので、その日のうちにできる行動計画を立てることです。

そして、優先順位を高く設定することです。

ベストな方法でなくても良いので、心理的ハードルを低くして、とにかく行動に移すことが重要です。

あとは、やり始めてから、改善したり、調整していけば良いのです。

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